Mac星人です
Mac星人は印刷屋でデザインから校正、原稿の仕上げ
までやっていました。イラストレーターを主に使って
いました。イラストレーターで絵を描くときに使うのが、
「ベジエ曲線」です。これって慣れないと使いにくさを
感じるものなので、つまずく方も多いかと思います。
イラストレーターで図形を描く
でもですねえ、くにゃくにゃとベジエ曲線に
翻弄されなくても、直線が引ければ絵は描けます。
そんな機能を5つ教えちゃいましょう。
1.ペンツール
そうですね。ペンツールでベジエ曲線を引きます。が
とりあえず直線だけならだれでも引けますね。
![](http://gomac60.com/wp-content/uploads/2018/11/1203.png)
「アンカーポイントツール」これはペンツールを
長押しすると出てきますので、選択します。
「アンカーポイントツール」で真ん中の
折れ曲がったところをクリック、ドラッグ
すると次のようになって、曲線になります。
曲線がうまくいかなければもう一度クリックして
キャンセルします。ハンドルが消えて、曲線では
なくなります。
要はこれの連続で絵を描きます。
もっと複雑にするといいわけですね。
2.パスの編集
早速ですがハートを作って見ます。
まずペンツールで直線のみで図形を作成します。
![](http://gomac60.com/wp-content/uploads/2018/11/1202.png)
ダイレクト選択ツール(中が黒い矢印)で
アンカーポイント(折れ目)の位置を調整します。
![](http://gomac60.com/wp-content/uploads/2018/11/12013.png)
アンカーポイントツールで曲線に替えます。
細かい部分はダイレクト選択ツールで調整します。
![](http://gomac60.com/wp-content/uploads/2018/11/1209.png)
これをマスターすればペンツールで大まかに
書いた絵をイラストにすることができるわけですね。
3.スウォッチパネル
色を指定するパレットとして使う以外に、
作成したオブジェクト(図形)をドラッグすると
パターンとして認識登録してくれます。
下の絵は2色の音符を登録して、四角の中身になりました。
![](http://gomac60.com/wp-content/uploads/2018/11/1201.png)
4.シンボルツール
スウォッチと同じ要領でシンボルも作れます。
シンボルはスプレーで図形をばらまく感じです。
![](http://gomac60.com/wp-content/uploads/2018/11/1208.png)
5.ナイフツールと
はさみツール
オブジェクトを切り刻むのはどちらも同じですが、
ナイフツールは分割した後は、面として分割する
のでクローズパスでできていて、はさみツールは
パスがバラバラになったオープンパスになるので、
結果を考慮して使い分けます。
6.パスファインダ
丸や三角、四角を組み合わせて図形を作れます。
![](http://gomac60.com/wp-content/uploads/2018/11/12011.png)
例えば、スターツールと長方形ツールで描いて
重ねます。図形を全て選択して「合体」すれば
1つのオブジェクトになります。
![](http://gomac60.com/wp-content/uploads/2018/11/12012.png)
同じように分割や型抜きをして見ましょう。
色々試してみると面白いです。複雑なものを
作るときは良く考えて少しずつ重ねて
実行して行くのがコツです。
7.画像トレース
写真を下敷きにパスに変換する機能です。
写真を「ファイル」から「配置」します。
写真を選択したら「オブジェクト」の
「画像トレース」をします。
細かい色調や階調を調整すると面白い絵が描けると思います。
最後に
これだけできるとかなり色々描けると思います。
慣れてきたら色々触って遊んで見ましょう。
びっくりするような機能もあって楽しいですよ。
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