Mac星人です。
Macにもセキュリティは必要です。
Macのウイルスは作られる物全体の
0.1パーセントであるとはいえ、
分母を考えると結構な量になります。
セキュリティとはウイルスから
守ることだけではなく、
他人様にMacの中身を吟味されない様に
守ることもセキュリティです。
セキュリティソフトを入れる以外で、
無料でMac自体の設定で対策を
行なえば安心というものです。
Macにもセキュリティは必要
例えばMacを盗まれたり、紛失した時に
Macの中身を容易に見れたり、
監視ソフトを入れられたりとか、
フィッシング詐欺でカード番号等が
盗まれたりしないようにするために、
セキュリティ対策はやっておいて損はないですね。
フィッシング詐欺とは
個人情報や銀行口座のログイン情報を
盗む詐欺のことで、メールやネットで
狙ってくるようです。
監視ソフトも怖いですね。
そこにどんな意図があるのか、
考えただけでゾッとします。
無料でできる10個のセキュリティ設定
その1:macOSの最新アップデートを必ずする。
macOS のソフトウェアアップデートを
自動的に確認する設定にします。
ソフトウエアの更新は弱いところの
パッチを同時にインストールする
ようになっているから。
弱いところをついて犯罪者は
やってくるので。macOSは最新版にしておきます。
確かめる方法は
画面左上のappleまたはdock→
「システム環境設定」→
「App Store」タブを選択→
「アップデートを自動的に確認」
にチェックが入っていればOK。
その2:ブラウザも最新版にする
ブラウザにあるバグを介して狙われる
可能性があるのでブラウザも最新版にします。
Safariの場合はmacOSのアップデートのときに
同時にアップデートされることが多いようです。
Safari以外のブラウザChrome、Firefoxも
デフォルトで自動更新される設定になっている
と思いますが、確認しておくといいと思います。
その3:ファイアウォールの設定
macOS にはファイアウォールの
機能があります。不正アプリを
外部から勝手にダウンロードする
などのハッキングを防ぐことができます。
ファイアウォールの設定
「システム環境設定」→
「セキュリティとプライバシー」選択します。
「ファイアウォール」タブを選択。
左下のカギの名前とパスワードを
入力してパネルのロックを解除
してから、
「ファイアウォールを入にする」
または「開始」をクリックして、
ファイアウォールを有効にします。
よりファイアウォールの設定を
詳しく知りたい方は
Appleのファイアウォールのページを
みてくださいね。
その4:Java、Flashも最新の状態に
Java, Flash, Adobe Acrobatなどの
弱いところを狙ってマルウェアに
感染させる手口があるから。
Java、Flashを自動でアップデートにする設定は
「システム環境設定」の中に
Flash Player、Javaなどのアイコン→
Flash Player、Javaの場合
「更新」タブに自動的に
アップデートする設定があります。
その5: ブラウザのJavaをオフ
ブラウザでJavaを
オフにすることもできます。
Javaの弱いところを狙ってきた
としても被害に遭わないよう
するためです。みたい時だけ
有効にするとかにするといいかと思います。
Safariではサイトごとに
Javaの実行と無効の設定ができます。
Safariのセキュリティパネルで
JavaをWebサイトごとに有効にできます。
Chromeの場合は、アドレスを入力
するところに「chrome://plugins」と
入力することでプラグインの
一覧が表示されるので、“無効にする“を
選択してプラグインを無効にできます。
その6:ログイン時のロック
Macのデータを他人が見ることを
防ぐために、ログインした時や
スリープからの回復時のパスワード入力の
設定をしておきます。
Macはデフォルトで使用開始時には
パスワード入力を設定するような
仕様になっていると思います。
が。パスワードの変更や自動ログインを切りたい場合は
「システム環境設定」→
「ユーザとグループ」を表示して、
左下のカギのアイコンをクリックします。
管理者の名前とパスワードを入力し、
パネルのロックを解除→
「ログインオプション」の中の
「自動ログイン」を「切」にします。
Macがスリープ状態や
スクリーンセーバーから復帰するときに
パスワードを聞いてくるように設定するには
「システム環境設定」→
「セキュリティとプライバシー」→
「一般」タブを選択。
「スリープ解除/スクリーンセーバ解除にパスワードを要求」にチェックを入れます。
その7:Mac内のデータを暗号化する
FileVault2を有効にする
FileVault 2 は Mac内のデータを
暗号化するためのもので、OS X Lion 以降にあります。
「システム環境設定」→
「セキュリティとプライバシー」→
「FileVault」タブをクリックします。
鍵のアイコン をクリックしてから、
管理者の名前とパスワードを入力します。
「FileVault を入にする」をクリックします。
もっと詳しくはappleのサイトに載っています。
その8:無線LANはWPA、WPA2を選ぶ
無線LANの暗号化の方式は「WEP」
以外のWPA、WPA2を選びます。
WEPは解析ツールを使えば、
数十秒でパスワードが解析されますので、
WEPは使わないようにします。
知らないうちに無線LANネットワークに
侵入するためのパスワードを
盗まれてしまう恐れがあります。
その9:ファイルの拡張子を表示
デフォルトでファイル名の拡張子が
表示されていない場合は、
拡張子が表示されるように
しておきます。
拡張子を表示して「なりすまし」などの
ウイルスを気づき易くします。
悪さをするウイルスの拡張子は
ざっとですが、6つ程あります。
「.exe .com .bat .cmd .pif .scr」で、
メールの添付ファイルの場合はマルウェア
(malware=malicious【悪意がある】と
software【ソフトウェア】 を組み合わせた造語)
の可能性が高いので、削除します。
拡張子が表示される設定は
「Finder」→「環境設定」の「詳細」を選択→
「すべてのファイル名拡張子を表示」を選択します。
その10:紛失した時に自分の連絡先を表示
ログイン画面にオリジナルメッセージを表示
することができます。
Macの紛失時に、ログイン画面に
自分の連絡先を表示させておけば、
今の日本ならば、結構戻ってくる可能性が高いですね。
メッセージを表示する設定は
「システム環境設定」→
「セキュリティとプライバシー」→
「一般」タブを選択→
「画面がロックされているときに
メッセージを表示」にチェックを入れ、
表示させたいメッセージを入力します。
Macを快適に使うためには面倒でも
1つ1つ確実に設定をして、
いろんな脅威から大事なMacを守りましょう。
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