遠近グリッドツールでイラストを描くのに必要な5つの事!

Mac best size

Mac星人です。
ツールの中で今まで触れていませんでしたが、

遠近グリッドツール

イラストレーターのツールで
パースを使って正確に背景の形を作り出す
ツールです。
ツールを使って背景を描く上で
知っておいた方が有利なことを
いくつかまとめて見ました。

背景といえば例えば海の水平線や、
ビルの並びなんかとかの他にも、
家の中の家具の表現や、
窓から見える街並みやいろんな場面
があります。
そこを良い加減にするとスッキリと
綺麗に表現できないかと思います。

水平線

水平線って遠くを見ない限り
関係ないように思うかもしれませんが、
そうではなく、目線の高さの事です。
お家の中にいても水平線は存在します。

各辺が同じ長さ、
赤い四角、青い四角が同じ長さの立方体を
描いてみました。どう見えますか?
理屈はあっていますが、この立方体は
奥に行くに従って広がっているように
見えますよね?
これを直すのに遠近法が必要なんです。左上の辺と右下の辺をちょっと変えて
色をつけて見ました。形が落ち着いたと思いますが、どうでしょう。

イラストを立体として描くためには
水平線の一点で交わる点(消失点)を
想定して描かないと立体は立体として
見えません。ここポイント。
この遠近法の助けをしてくれるのが
遠近グリッドツールです。
いくつか背景を遠近法に着目して
描いていくうちにツールがなくても
かけるようにはなってきますので、
わからないうちは是非使って見てください。

この「遠近グリッドツール」は
deleteや右クリックでは消えません。
「メニューバー」「表示」→「遠近グリッド」→
「遠近グリッドを隠す」でやっと消えます。
shift+Ctrl+I(アイ)でもきえますが
ちょっと面倒くさいですね。

1点透視、2点透視、3点透視

遠近法には目の高さや物体との距離や
スケールの違いで消失点が一つのものから
三つの物まであります。

1点透視

室内など、消失点が一つのもの。
奥行きのみに距離がついた感じ。

2点透視

物体を斜めに見た場合は2点透視になります。
消失点は水平線に対して2つです。
水平、奥行き方向ともに距離がついて
斜め遠くに消失点があります。

3点透視

2点透視にさらに高さも消失点ができます。
高いビルを見上げた感じかな。
水平、奥行き、高さの3方向とも斜めになります。

楕円の作り方

では円は遠近法で描く時
どうしたら良いでしょうか?

円を描く時は遠近法で正方形なり
長方形を作って、各辺の中間を
決めてから内接する円を描きます。

こんな感じですか・・・

ではでは

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